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Lily of valley.jpg

■ドイツスズランの育て方 栽培方法

・置き場所
春から秋は、日当たりのよく、
かつ涼しい場所がよいです。
花が咲き終わってからは、
木陰や半日陰で管理をしましょう。

・水やり
ドイツスズランは、土がしっかり乾いたら、
水をあたえます。
真夏は、夕方にも水をあたえるのがよいでしょう。

・肥料
植え付け時に、緩効性の化成肥料をほどこします。
生育期にも、月に1回液肥を追肥し、
秋には、固形の有機質肥料を、
置き肥するとよいでしょう。
真夏には、肥料をあたえなくてもよいです。

・手入れ
とくにありません。

・植え付け・植え替え
植え付けは、9月半ば~10月半ばに行うとよいです。
深めの4~5号サイズの鉢に、3~4芽植えます。
根茎を3~5㎝ほどの深さに、植え付けるのが目安です。

水はけがよくて、水もちもよい用土が適しています。
用土の配合の一例として、赤玉土、川砂、鹿沼土を、
6:3:1の比率にしたものや、
赤玉土、軽石砂、腐葉土を、
4:4:4の比率のものなどを用います。

ドイツスズランは、2年ごとの植え替えをすると、
花のつきがよくなります。

・冬越し
地上部が枯れ始めたころ、休眠に入ります。
晩秋以降は、霜や凍結から保護できるような、
軒下で過ごします。
暖房の効いた室内は、出来るだけさけ、
低温にあてる方がよいです。

・増やし方
植え替えの作業の時、株分けをして増やします。
ていねいに鉢土を落とし、花芽のついた地下茎を、
10~15㎝ほどに切り分けます。
新芽がとがっているのに対して、
花芽はやや丸みを帯びているのが特徴です。

・病害虫
とくにありません。
 

スズラン、清楚な外見ですが有毒です

Convallaria MajalisA.jpg

 

スズラン(鈴蘭,Lily of valley)は、
スズラン属の愛らしい多年草。

昔から日本に自生するスズランは、
園芸用に売られているドイツスズランより小さめです。

ドイツスズランは耐寒性が強く、
初心者でも育てやすく、花の香りも強いです。
ドイツスズラン(学名:Convallaria Majalis)は、
5~7月が開花時期となります。

葉にいろいろな模様が入る美しい園芸種も、
数多く流通してきています。
花色は白が中心でピンクや、八重咲き品種もあります。

可憐な花からは、心地良い芳香が漂い、
ヨーロッパでは、縁起の良い花として、
たいへん愛されています。

しかし、スズランは、実はたいへん*有毒な植物です。
山菜のギョウジャニンニクと外見が似ていることもあり、
誤食による中毒事件がたびたび起こっていますので、
注意が必要です。
 

*コンバラトキシン (convallatoxin) コンバラマリン (convallamarin)などの成分を含み、
嘔吐、眩暈、心臓麻痺などを起こす。

 

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